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フルオンチェーンNFT -「John Smith On Chain」の特徴・購入方法を徹底解説

2022年11月15日

NFT投資を始めた方には、「フルオンチェーンNFT」という言葉を聞いたことがあるでしょう。

今回は、「フルオンチェーンNFT」のプロジェクト「John Smith On Chain」を紹介したいと思います。

結論から言う、この「John Smith On Chain」は、画期的なシステムを考えていて、今までの「フルオンチェーンNFT」のデメリットを解消することで非常に期待されています。

今後のNFT市場全体に、とても良い影響をもたらす可能性が十分高く、最近注目されるNFTプロジェクトです。

説明の文章が少し長くなりますが、ぜひ「John Smith On Chain」の画期的なところを理解していただきたいです。

もし購入方法だけ気になるのであれば、目次から直接第三章まで飛んでください。

本記事でわかること

  • フルオンチェーンNFTとは
  • NFTプロジェクト「John Smith On Chain」の特徴(世界初のシステム!?)
  • 「John Smith On Chain」の購入方法
  • 「John Smith On Chain」を購入する際の注意点
  • フルオンチェーンNFTの今後について
  • 2023年1月最新動向:プロジェクトが一旦中止に!

一.フルオンチェーンNFTとは

NFTは、英語のNon Fungible Tokenの略で、「非代替・交換可能なトークン」のことを指します。

ブロックチェーン技術を利用して、データがオリジナルだと証明できるため、永久的に保たれるとイメージされる方が多いかもしれません。

しかし、それは間違いで、現在ほとんどのNFT作品は、テキストや画像などのデジタルデータが直接ブロックチェーンに記録されていないため、永久的に保たれることではないのです。

一方で、フルオンチェーンNFTとは、全てのデータ(メタ情報や画像など)をブロックチェーン上に記録するNFTのことです。

(フルオンチェーンは、ブロックチェーン上のみでデータの管理される状態です。)

一般的なNFTとフルオンチェーンNFTの比較

なぜ一般的なNFTは、全てのデータをブロックチェーン上に置かないでしょうか?

理由は簡単ですが、ブロックチェーン上に一度記録できるデータ量がとても小さい(ETHチェーンは約46.8K)ためです。

したがって、一般的なNFTが以下のような仕組みで作られています。

  • ブロックチェーンの外にあるファイルストレージにテキストや画像を格納し、
  • その格納場所を指定する「リンク情報(URL)」のみ、ブロックチェーン上に記録します。

フルオンチェーンNFTとの比較について、以下の図解を見るとよりわかると思います。

一般的なNFTとフルオンチェーンNFTの比較

一般的なNFTとフルオンチェーンNFTのメリットとデメリットについては、以下の表でまとめてみました。

一般的なNFTフルオンチェーンNFT
メリット・ブロックチェーン上に格納するデータが最小限に抑えるため、NFT製作者の出品時Gas代が抑えられるほぼ永続的にブロックチェーン上に保管される。
・ブロックチェーンが正常である限り、NFTが常に利用可能で、流動性が高く保たれる。
デメリット・外部ストレージが使えなくなるリスクがあり、NFTデータが利用できなくなることがあり得る。
・NFT の製作者には、NFT データ(画像など)を削除する権限があり、これにより、ファイルとブロックチェーンの間のリンクが切断され、NFTが利用できなくなる
・ブロックチェーン上にすべてのデータを格納するため、NFT製作者の出品時Gas代がかなり高額になる。(数十eth~数百eth)

フルオンチェーンNFT「CryptoPunks」

Ethereumブロックチェーン上の最初のNFT作品である「CryptoPunks」は、最初からフルオンチェーンNFTではありませんでした。

2021年8月にフルオンチェーン化にして、話題になりました。

百万円を超えるGAS代を支払っても、フルオンチェーンにする取り組みが、NFT市場全体にもたらす影響が結構大きいと思います。


二.NFTプロジェクトの「John Smith On Chain」の特徴(世界初の仕組み)

John Smith On Chain(ジョン・スミス・オンチェイン)は、日本最高峰のフルオンチェーンジェネラティブNFTです。

その理由は、フルオンチェーンNFTのデメリット”高額Gas代”を解消する独自のシステムを新たに作っているからです。

今までは比較的容量の小さいドット絵や、シンプルな画像でしかフルオンチェーンNFTにできないとされきたが、
「John Smith on chainプロジェクト」は、独自の圧縮技術により日本最高峰の情報量でフルオンチェーンNFTを実現した、とのことです。

ちなみに、今までのフルオンチェーンNFTがいくつ発行されていましたが、どれでもGas代が高く、CyberBrokersというNFTプロジェクトでは、Gas代が100ETH(SVGデータ:85ETH、メタデータ:17ETH)を超えることがわかります。

① 画期的なGas代を抑えるシステム

John Smith On Chainが採用されたシステムは、おそらく世界初のシステムです。

この独自のシステムについて、なるべく要点をつまんで説明します:

  • 従来、ジェネラティブNFTを作る際には、各パーツ(人のイラスト、衣装、武器などなど)をランダムで画像を生成することになります。
  • フルオンチェーンNFTの場合は、これらのパーツをイーサリアムチェーンに乗せるのに、製作者が莫大のGas代がかかります。
  • 「John Smith On Chain」では、このNFT画像を構成するパーツデータを、さらに細かく分けます。(ここで「切れ端パーツ」と呼びます)
  • 分散させられた「切れ端パーツ」は、購入者がそれぞれMintする際に、ちょっとずつイーサリアムチェーンに乗せていきます。
  • 「John Smith On Chain」が完売したら、全てのパーツがフルオンチェーンになります。
  • そしたら、製作者がGas代を抑えることができます。これが革命的なシステムです。

この「切れ端パーツ」をフルオンチェーンに乗せる手法は、「DMMint(Decentralized Merge and Mint)」と名付けられています。

この独自のシステムを利用することで、もともと15 ETHぐらいかかるGas代が、2~3ETH以内に収まるとされています。

② 他の特徴(動的画像)

フルオンチェーンだからこそ、画像を動的に扱うことができる技術も、「John Smith On Chain」の特徴の一つです。

NFT製作者側で、イベントがあるたびに設定を変えたら、画像が変化させることができます。

例えば、特別な日に、お祝いのメッセージを表示させたり、遊び感覚でスパイのJohnSmithの位置を変化させたりすることができます。

毎回設定された後に、OpenSeaのリフレッシュボタンを押すと変化できるとのことです。


製作者Chunさんのツイートも、ぜひ合わせてご確認ください。

以下はTwitterスペースの録音:
①44:29~ Gas代を抑えるためのシステムの話、②1:03:50~ 動的な画像の技術の話、
2つとも要チェックです!!


三.「John Smith On Chain」の購入方法

「John Smith On Chain」のまとめ情報

NFTコレクション名称John Smith On Chain
価格0.003ETH
販売数3,000体
販売日2022年11月27日 20時(JST)
ブロックチェーンイーサリアム
John Smith On Chain 公式サイト公式サイト
John Smith On Chain 公式Twitterjohn_smithNFT
設立者・製作者 ChunさんのTwitterchun_onchain
広報・マーケター TonyさんのTwitterTheVegaTony
John Smith On Chain」関連情報

「John Smith On Chain」を購入するために、WL(ホワイトリスト)の獲得が必要になります。

WL(ホワイトリスト)の獲得方法

以下の方法でWhiteList(ホワイトリスト)を獲得できます。

Mintまで後2週間もないので、チャンスが少なくなっています。

11/15現在、まだ実施しているGiveawayは以下になります。11/16までなのでお早めに!

なぞかけのイベントもやっています。これも11/16までなので、ぜひご参加ください!

ぜひ、数少ないホワイトリストのチャンスを掴みましょう!

WL(ホワイトリスト)が獲得した後のMint方法

Mint方法(手順)

1.暗号通貨取引所(GMOコインコインチェックなど)の口座開設をする
2.NFT購入用ウォレット(メタマスクなど)を準備する
3.イーサリアムを購入して、メタマスクに送金する
4.指定される公式ページで、ウォレットを紐づける。
5.NFTをMintする。

手順1~3については、以前の記事「NFTの買い方を「5ステップ」で分かりやすく徹底解説!」をご参照ください。

手順4については、「John Smith On Chain」のTwitter公式アカウントをフォローすれば、最新情報を得られます。もちろん、私のTwitterでも最新情報をリツイートする予定です。良かったらフォローしてください。

手順5については、以前の記事「NFTの稼ぎ方:Freemint(フリーミント)を徹底解説!」をご参照ください。なお、Mintする際の注意点は次の章で解説します。

2次流通で購入する方法

もし、WL(ホワイトリスト)を獲得できなかったら、2次流通で購入するしかありません。

OpenSeaなどのマーケットプレースを利用して、購入することになりますが、具体的なやり方について、以下の記事をご参照ください。

【初心者必見】NFTの買い方を「5ステップ」で分かりやすく徹底解説!


四.「John Smith On Chain」をMintする際の注意点

Mintする際の注意点

  • 公式サイトより購入する。
  • 知らない人のDMをスルーする。
  • Twitterのタグ付けにも十分注意する。
  • ウォレットのシードフレーズ(秘密鍵)を誰にも教えない。

NFT市場では、公式サイトになりすました詐欺サイトが横行しています。

Twitterの偽アカウントも巧妙で、フォロワー数やツイート数を見るだけで、全く判断付かないこともしばしばです。

例えば、私が以前TwitterでOpenSeaの偽アカウントについて、注意喚起しました。

知らない人から、「ホワイトリストが当選しました」というDMが来ることがあります。

DMの中に、偽サイトをクリックさせ、ウォレットを偽サイトにつなぐと盗難になるケースが後絶たないです。

上記で示す公式アカウント以外からのDMを、基本的にはスルーしたほうが無難でしょう。

知らない人からのDMと同様、Twitterでよく知らない人からタグ付けられる経験があると思います。

詐欺手法はほぼ同じで、ウォレットを偽サイトにつなぎさせる目的です。

私も以前危うく盗難されそうになりました。以前の記事「NTFが盗まれたそうになった!Twitterのタグ付けに気を付けよう!」をぜひご確認ください。

その他NFT投資全般に関する注意点については、

  • ウォレットのシードフレーズ(秘密鍵)を誰にも教えない!
  • 「setApprovalForAll」には3度見する!
  • 必ず複数ウォレットで運用する!

などなど。

NFTのセキュリティ対策に関する以下の記事をぜひご参照ください。

NFT盗難・詐欺を防ぐ!~NFT、仮想通貨セキュリティ対策の6か条~


五.フルオンチェーンNFTの今後について

「John Smith On Chain」で作られたこのシステムを使えば、高額Gas代を低く抑えられるようになります。

これからどんどんフルオンチェーンNFTが増えると考えられます。

今回のフルオンチェーンNFTの「John Smith On Chain」について、
「かっこいい絵の裏側に素晴らしい技術革新が隠されていて、その技術を含めてアートである」とChunさんが語ってくれました。

私もTwitterのスペースを聞いてとても共感しました!

Youtubeでインタビューされた動画もありますので、ぜひ視聴してフルオンチェーンの魅力・ロマンを感じてください。


プロジェクトが一旦中止になった(2023年1月の情報)

プロジェクトが中止になった経緯を簡単に説明すると、

プロジェクトの発起人のChunさんが経営したバーが法律違反があり、警察無沙汰になったことで、プロジェクトがそのまま進行することが困難になった、という話です。

以下の公式Twitter情報をご覧ください。

今回のフルオンチェーンNFTのプロジェクトそのものは、すごく期待されるものです。今後はぜひ継続してもらいたいですよね!!


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