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国内・海外NFTマーケットプレース4選(Coincheck|LINE|OpenSea|X2Y2)

2022年10月7日

Ape

日本でのNFT市場では、参入する企業やアーティストが年々増えてきています。これから、利用者のさらなる拡大が期待されていきますね。
今回はNFTを取り扱うマーケットプレイスの中から、日本発のところと海外の有名なプラットフォームを厳選して、4つのマーケットプレースを紹介します。
各プラットフォームの概要とお勧めポイントも合わせて説明しますので、ぜひご参考ください。

本記事で分かること

  • 国内・海外のNFTマーケットプレース4選、表で分かりやすくまとめた。
  • 4つのマーケットプレースの詳細とお勧めポイント
    • Coincheck NFT(β)
    • LINE NFT
    • OpenSea
    • X2Y2

 

名称NFT国内マーケットプレースNFT海外マーケットプレース
Coincheck NFT(β)LINE NFTOpenSea
X2Y2
取扱NFTの種類

デジタルアート
ゲームアセット
トレーディングカード
ファッション

など

トレーディングカード

など

デジタルアート
ゲームアセット
デジタルミュージック

など

デジタルアート
ゲームアセット
デジタルミュージック

など

決済通貨BTC・ETHなど
全16種類
LINE Pay(日本円)、LINKETH
MATIC(Polygon)
Klaytn
ETH
ネットワークイーサリアム(Ethereum)LINEブロックチェーンイーサリアム
Polygon
Klaytn

イーサリアム
BNB Cahin
Polygon
など9つ

手数料

販売手数料:販売価格の10%
出庫手数料:0.01~0.16ETH
Gas代:無料

コンテンツ料(ロイヤリティ):NFTごとに変動
販売手数料:2.5%

Gas代:無料

ロイヤリティ:NFTごとに変動
販売手数料:2.5%
Gas代:変動
ロイヤリティ:NFTごとに変動
販売手数料:0.5%
Gas代:変動
対応ウォレットMetaMaskLINE BITMAX WalletMetaMaskなど16種類MetaMaskなど12種類
HPhttps://coincheck.com/ja/nfthttps://nft.line.me/

https://opensea.io/

https://x2y2.io/

Coincheck NFT(β)

Coincheck NFT(β)は、国内トップクラスの仮想通貨取引所、Coincheck(コインチェック)がリリースしたNFTマーケットプレースです。2021年3月にリリースされました。

現在取り扱っているNFTの種類は、デジタルアート、ゲーム内NFT・トレーディングカードなどですが、今後も随時ラインナップが追加される予定です。

Coincheck NFT(β)は他のNFTマーケットプレースと何が違うでしょうか?いくつのポイントを簡単に説明します。

優れた3つのポイント:

  • 16種類の仮想通貨でNFTを売買できる。
  • NFTの出品や購入にかかるネットワーク手数料(ガス代)が無料。
  • 簡単かつ安全に利用できる。

16種類の仮想通貨で売買可能

Coincheck内で購入できる多くの通貨でNFTを取引できることが結構凄いことです。

よく使われる海外のマーケットプレース(Openseaなど)は、特定の仮想通貨(ETHなど)しか使用できないことに対して、Coincheck NFT(β)、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の他、16種類の仮想通貨でNFTを売買することができます。

暗号資産取引サービスを行うCoincheckと一体化になっているからこそできる強みです。

以下はその16種類の仮想通貨です。

  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)
  • ライトコイン(LTC)
  • リスク(LSK)
  • モナコイン(MONA)
  • ステラルーメン(XLM)
  • クアンタム(QTUM)
  • ベーシックアテンショントークン(BAT)
  • アイオーエスティー(IOST)
  • エンジンコイン(ENJ)
  • オーエムジー(OMG)
  • パレットトークン(PLT)
  • ザ・サンドボックス(SAND)

NFT売買にかかるGas代が無料

従来のNFTマーケットプレースにおいては、スケーラビリティ(拡張性)問題の関係でGas代の高騰が課題になっています。

Gas代とは、ブロックチェーンを利用するための手数料のようなものです。ブロックチェーン上の取引数が増えるほど高くなる仕組みとなっているため、今後さらに高騰化する可能性も示唆されています。

そして、現状のそれらのNFTマーケットプレイスは、多くがイーサリアム・ブロックチェーンを使用しているため、NFTの取引する際に、時には高額のGas代がかかります。

しかし、Coincheck NFT(β版)では、Coincheckの口座を持っている方は誰でも、NFTの出品・購入・保管が可能であり、出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料になります。

簡単かつ安全に利用可能

気軽かつ簡単にNFT取引できる点も、Coincheck NFT(β版)の強みです。Coincheck NFT(β)は、取引所と一体型のNFTマーケットプレイスとなっているため、操作画面も分かりやすいのです。

また、Coincheck NFT(β版)は、CoincheckのNFT専用ウォレットによって、お客様が秘密鍵の管理をすることなく安全にNFTを売買することができます。

なお、Coincheck NFT(β版)は、PolygonチェーンのNFTにも対応することになりました!第一弾として10月12日よりPolygonチェーンの『The Sandbox』LANDの取扱いを開始すると発表されました。

また、Coincheckなどの暗号資産取引所については、ぜひ以下の記事をご参照ください。

NFTで稼ぐための仮想通貨取引所、徹底比較

コインチェック

LINE NFT

LINE NFT(旧LINE BITMAX NFTマーケット)は、LINEアカウントを使ってNFTを売買するサービスです。

LINE PAY(日本円)でNFTを購入することもできますし、仮想通貨取引所の「LINE BITMAX」で口座を開設し、仮想通貨の「LINK(リンク)」を購入して取引を行うこともできます。

LINE NFTは、他のNFTマーケットプレースと何が違うでしょうか?いくつのポイントを簡単に説明します。

優れた3つのポイント:

  • LINE Pay(日本円)、LINKで取引可能
  • NFTの出品や購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)が無料。
  • LINEアカウントで気軽に開始でき、LINEの友だちと手軽にNFTを送り合える。

LINE Pay(日本円)、LINKで取引可能

上でも紹介しましたが、特に海外のNFTマーケットプレイス(Openseaなど)は、暗号資産でのみ決済可能というケースが多く、暗号資産を持っていない方にとっては少しハードルが高いものです。

しかし、LINE NFTに出品されているNFTは、LINE Payによる日本円決済で購入することができます。そのほか、LINE独自の仮想通貨であるLINK※での購入もできます。

※仮想通貨LINKは、LINEの暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」で購入できます。

ネットワーク手数料(Gas代)は無料

LINE NFTも上で紹介したCoinccheck NFT(β版)と同様に、NFTの出品・購入にかかるネットワーク手数料(Gas代)は無料になります。

その理由は、LINE独自のブロックチェーン「LINE Blockchain」上で発行されたLINE NFT なら、ガス代は無料というわけです(2022年4月13日時点)。

LINEアカウントで気軽に始められ、LINEの友だちと手軽にNFTを送り合える

一般的なNFTマーケットプレイスでは、複雑な開設ステップが必要な場合もありますが、LINE NFTならLINEアカウントがあれば、画面に従って規約の同意やパスワードの設定をするだけで簡単にアカウント開設ができます。

また、LINE NFTで購入したNFTは、LINE BITMAX Walletに保管されます。そして、LINE BITMAX Walletでは、NFTをLINEの友だちに送ったり、交換したりすることも可能になっています。

ちなみに、2021年の9月には、香取慎吾さんがNFTアートのチャリティを行い、LINEのブロックチェーン上にNFTアートが発行されて話題にもなりました。

なお、2022年10月より、LINE NFTでは、企業やコンテンツホルダーが自社のNFTを簡単にユーザーに触れてもらうきっかけを創出するツールとして、多数のユーザーに無料でNFTを配布することが可能なNFT無料配布機能(エアドロップ)の導入が決定されました

OpenSea

OpenSea(オープンシー)は、2018年に創設され、現在世界最大級のNFTマーケットプレースです。

NFTの世界で今、最も利用されているプラットフォームと言っても過言ではありません。

優れた3つのポイント:

  • 世界最大のNFTマーケットプレース
  • 業界アクティブユーザーが最も多い
  • 複数NFTを一括で購入ができる。(2022.10~の新機能)

世界最大のNFTマーケットプレース

OpenSeaでのイーサリアム(ETH)の1日あたりの取引高は、2022年5月1日には4億ドル(約557億円)を超えていました。最近はちょっとNFT市場の低迷により、取引量が下がってきましたが、まだまだ業界内でトップです。

そのため、様々なメディアでたくさんの情報が出回っています。Google検索だけでなく、Youtubeやtwitterで「OpenSea」と調べるとあふれるほどの情報が出てきます。

国内、海外問わず、たくさんのインフルエンサーが積極的にOpenSea(オープンシー)について解説していますので、分からないこと・疑問点などを検索すれば、すぐ答えが見つかります。

業界アクティブユーザーが最も多い

Dune Analytics(デューン・アナリティクス)のデータ※から見ると、2022年10月現在では、OpenSeaの累計アクティブユーザーが227万人を超えています。

※DuneのOpenSeaデータ:https://dune.com/rchen8/opensea

数多くのユーザーが利用するプラットフォームだからこそ、NFTを販売することの恩恵は大きいですし、NFTコレクションの流動性がとても高く、NFT売買にも向いています。

複数NFTを一括で購入ができる。(2022.10~の新機能)

もともと「一括売買」ができないOpenSeaですが、2022年10月からついに最新機能が導入されました。

以下の図のようにマイアカウントのページという項目から、出品したいコレクションの右上のチェックマークをクリックして、複数NFTを同時に出品する(リスティング)ことが可能です。(チェックしたら、右上の買い物カートに入ります)

また、NFTプロジェクトの画面で、欲しいコレクションの「Add to cart」ボタンをクリックするだけで、買い物カートに入れられることができます。

そうすると、一括で複数NFTを同時に購入することが可能になります。

(2つのNFTを選んだら、右上のカートに「2」という数字が表示されます)

X2Y2

X2Y2は、完全に分散化された市場を構築し、コミュニティ主導で運営されるようになることを目指しています。最終的にはDAO※(自律分散型組織)による運営形態にすることを目指しています。

DAOとは、Decentralized Autonomous Organizationの略で、共通の目的に対してネット上で集まり、参加するメンバー全員が同等の発言権を持っている新しい組織の形である。

また、X2Y2は「OpenSeaの最も強力なライバルになること」をミッションにしています。

優れた3つのポイント:

  • 手数料がOpenSeaが2.5%に対して0.5%と激安。
  • ブラウザの拡張機能なしで希少性が確認できる。
  • 今までの総利益などが分かりやすく表示。
  • 複数NFTを一括でリスティング・購入ができる。

手数料がOpenSeaが2.5%に対して0.5%と激安

他のNFTマーケットプレースの手数料は、2%~2.5%ですが、X2Y2は驚異の0.5%ということです。

このようにX2Y2のNFT売買手数料は、最大手のOpenSeaと比べて圧倒的に安価ですので、NFT売却の利益率が2%もアップします。

ブラウザの拡張機能なしで希少性が確認できる。

下の図のように、NFTのリアリティ(希少性)を標準機能で簡単に確認できます。

購入・売却にも役に立つ機能ですので、結構便利です。

総利益などが分かりやすく表示

マイページのトップ(アドレスの下)に、「推定総量」、「消費」、「ガス消費」、「利益合計」の4項目が表示されます。

これで、今までの自分の稼ぎ状況が一目瞭然で、とても便利な機能になります。

複数NFTの一括出品・購入ができる

X2Y2マイページから、「一括出品」(上の図)という項目をクリックして、複数NFTを同時に出品する(リスティング)ことが可能です。

さらに、一括出品の画面では、Openseaのフロア価額も見れる、という素晴らしい機能が備えています。

また、NFTプロジェクトの画面で、欲しいコレクションをワンクリックするだけで、買い物カートに入れられることができます。

そうすると、一括で複数NFTを同時に購入することが可能になります。

(6つのNFTを選んだら、右上のカートに「6」という数字が表示されます)

また、買い物カートを開いたら、赤文字で「Openseaで報告されている」という注意事項も表示されます。


今回は、国内と海外のNTFマーケットプレース4選を紹介しました。ぜひ、NFTの売却をチャレンジしてみてください。

Ape

NFTは、世界中で新しい活用方法が模索されており、さまざまな分野のコンテンツでNFT化が進んでいます。そのためにNFTの価値は、これからどんどん高まると思います。

これから、日本でもNFT市場に参入する企業やアーティストが増えてきますので、利用者のさらなる拡大が期待されていきますね。

コインチェック


-NFT, 仮想通貨取引所

  • bitcoinBitcoin (BTC) $ 97,497.00 4.68%
  • ethereumEthereum (ETH) $ 3,128.16 0.21%
  • solanaSolana (SOL) $ 242.61 2.1%
  • bnbBNB (BNB) $ 610.47 0.51%
  • xrpXRP (XRP) $ 1.12 1.98%
  • matic-networkPolygon (MATIC) $ 0.434067 3.75%